2025年05月25日
子どもをもたない私たちの、理想の住まい探し
「いえを買うなら、子どもができてから」...それ、本当に正解?
不動産の購入のタイミングを相談に来られるご夫婦からよく聞くフレーズがあります。
「今は2人だけなので、買うのは買うのは子どもができてからでいいかなと思って...」
でも、最近は「子どもをもたない選択をした夫婦」からの相談も増えてきています。
そんなお二人が大切にしているのは、”ふたりのための理想の暮らし”。
子どもを持たないご夫婦に向けて、二人の人生にフィットする不動産の選び方をご紹介します。
1.家は「子育て」のためだけじゃない
家を買う=子育て、というイメージを持っている方も多いですが、実際はこんな理由で購入されるご夫婦もいます。
・今の収入で無理な買える範囲で、自分たちらしい空間を持ちたい
・家賃を払い続けるより、資産として持っておきたい
・将来、住まいを自由にカスタマイズして暮したい
特に共働きのDINKs(ディンクス)夫婦の場合、「家族の人数」ではなく「価値観やライフスタイル」に軸を置いて住まいを選ぶ方が多くなっています。
2.2LDK?1LDK+ワークスペース?ちょうどいい広さとは?
子どもがいないからこそ、住まいの選択肢は自由自在です。
おすすめは、
・1LDK+書斎(在宅ワーク・趣味スペース)
・2LDKで来客や将来の親の泊りにも対応
・コンパクトなマンションで身軽に都会生活を満喫
広さよりも、「使いやすさ」と「快適性」を大切に。
掃除の手間や冷暖房コストなど、維持費も見逃せないポイントです。
3.将来の安心も見据えた立地選び
お子さんがいない分、学区よりも生活利便性や将来性が優先されます。
チェックすべきポイントは:
・駅からの距離(老後も車なしで生活できる?)
・病院やスーパーの近さ(体調を崩した時も安心)
・売却・賃貸しやすいエリアか(将来の選択肢が広がる)
また、夫婦どちらかが先に亡くなったときの暮らし方まで、少し意識しておくとより安心です。
4.ローンは”片方の収入”でも返せる範囲で
共働きで収入が多いからといって、フルローンでギリギリの返済計画を立てるのはNGです。
将来、もしどちらかが働けなくなったときにも暮らしていけるように、
・片方の収入でローン返済できる設計
・繰り上げ返済や投資とのバランスも意識
など、資金計画もふたりの価値観に合わせて設計するのがポインットです。
5.「誰のための住む家か」をもう一度考える
家を買うときに忘れてはいけないのは「ふたりの今」と「ふたりの未来」にとって心地よいかどうか。
親から「子どもがいないなら家はまだ早いんじゃない?」という声に迷う方もいますが、大事なのは自分たちの価値観。
家は、子育てのためだけじゃなく、”夫婦ふたりが人生をともに楽しむステージ”でもあります。
まとめ:私たちらしい「暮らし方」から考える家探し
今、ふたりでじっくり家のことを考えるのは、とても価値あることです。
将来の自由、心の余白、そして安心を持てる住まい選び。
きっと「わたしたちにちょうどいい」が見つかります。
ふたりでつくる、私たちだけの暮らし